新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連して現在分かっていることと一人一人ができる対策:第二十報告(二度目の緊急事態宣言を避けるために)
[2020.12.17]
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連して現在分かっていることと一人一人ができる対策:第二十報告(二度目の緊急事態宣言を避けるために)
日頃の診療や電話相談中にほぼ毎日患者さんから受けるCOVID-19関連の質問に沿って、皆さんに正確にお伝えしたい情報について、最前線の臨床医の一人として、今後しばらく院長ブログのシリーズでお伝えしたいと思います。
質問20 :「勝負の3週間」に敗れ、依然として国内の多くの地域で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の増加・拡大が続いていますが、現時点で個々人ができることには何がありますか?
解答の1例:本シリーズの第十八報告でお話しした濃厚接触の完全回避してもCOVID-19の感染拡大が止まらない場合は、二度目の緊急事態宣言(日本国民全員の外出禁止)にいたる前にできる最終で究極の方法(ラストチャンス)としては、クリスマス前の現在から年末年始を通じて直ちに日本国民全員ができる限り「完全ひとりぼっち生活」を続けることであると思います。
すなわち個々人ができるだけ一日中マスクをつけたままで、ひとりぼっちの生活を少なくとも2~3週間続けることで、COVID-19感染が減少傾向になると思われます。もちろん乳幼児や介護を必要とする方々は完全なひとりぼっちは難しいものの、可能なかぎり接触を減らす努力はすべきと思われます。
なにとぞ皆様のご理解・ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。