新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連して現在分かっていることと一人一人ができる対策:第二報告(PCR検査の受け方と対処)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連して現在分かっていることと一人一人ができる対策:第二報告
日頃の診療や電話相談中にほぼ毎日患者さんから受けるCOVID-19関連の質問に沿って、皆さんに正確にお伝えしたい情報について、最前線の臨床医の一人として、今後しばらく院長ブログのシリーズでお伝えしたいと思います。
質問2:どうしたらPCR検査を受けられますか?その結果が陰性だったら普通に生活して良いですか?
解答の1例:一般的には、発熱や風邪症状などがあって、各地の接触者相談センターや新型コロナウイルス相談センターに患者さん自身が電話連絡した上で、指定の接触者外来への受診を紹介されれば、その受診の結果でPCR検査を受けて、検査結果が陽性の場合はそれ以後に専門の経過観察がすすめられます。
ただし実際はいろいろな相談センターに電話しても多くの場合、「かかりつけ医または近くの診療所を受診して、担当医師の診断を受けてください。」と言われてしまうことが現在でも多いです。当院でもほぼ毎日風邪症状の患者さんからの問い合わせの電話がありますが、通院中の患者さんの多くが高齢者で持病のある人が多く、そのかかりつけ患者さんの体調不良に対応することで、当院の専門外来の予約が一杯のこともしばしばです。その際にかかりつけ医を持たない患者さんにお伝えするのは「スマートフォンなどによるウェブ検索で地元の特別オンライン診療可能な診療所(内科)を調べて、電話等で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)疑いの初診も受け付けているかを確かめた上で、時間指定予約のオンライン受診をしてください。」ということです。その受診の上で、担当医師がPCR検査が必要と判断すれば、各地のPCRセンターで検査を受けることができます。
いずれにしてもPCR検査の結果が陽性の場合は、指定の経過観察を受けることとなります。しかしながら検査を受けるタイミングにもよりますが、一般的にPCR検査の精度はせいぜい7~8割とされています。したがって結果が陰性であっても、初診の担当医師に相談の上で、初発症状が出てから少なくとも10日間は自宅療養にて経過観察すべきと思われます。