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院長ブログ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連して現在分かっていることと一人一人ができる対策:第五報告(個別のCOVID-19対策管理)(2020.06.22更新)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連して現在分かっていることと一人一人ができる対策:第五報告

 日頃の診療や電話相談中にほぼ毎日患者さんから受けるCOVID-19関連の質問に沿って、皆さんに正確にお伝えしたい情報について、最前線の臨床医の一人として、今後しばらく院長ブログのシリーズでお伝えしたいと思います。

質問5:最近日本では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第一流行期はほぼ終息しつつありますが、次の流行期への対策として、個々人が現在できることや今しておくと良いことには何がありますか?

解答の1例:いわゆる3密を避けることなど、COVID-19にかからないための対策は今でも、流行にかかわらずこれからの「With コロナ」時代はずっと続けるべきです。その他は、かかった時にできるだけ重症化しないために個々人の年代や体質などに合わせて、COVID-19に対する総合的な抵抗力を可能な限り高めておくことが大切であると思います。

 一般的にCOVID-19にかかると重症化しやすいとされている年齢が50歳以上の方や生活習慣病などの持病がある方は、日頃から定期的に「かかりつけ医」を受診して、一人一人に合わせた感染症の予防管理や早期の診断・治療を受けるべきです。

 その他の比較的若い世代で持病のない方々でも、中には重症化する場合があります。暴飲暴食や夜更かし、喫煙、過重労働、過剰なストレス、不眠症などの不規則な生活習慣や、高度の肥満や極端なダイエット・偏食などの栄養バランス不良などは、自己免疫力や抵抗力の低下を招きます。あとは遺伝的な要因や体質により、末梢循環不全(手足などの細い血管の流れが十分でない状態)血栓形成傾向(血液が正常より固まりやすい状態)呼吸機能低下(息をする余力が少ない状態)などがあると、普段症状がなくてもCOVID-19にかかった際に、より重症化しやすいハイリスクグループとなります。

 当院では、以上のような個々人の特徴を、丁寧な問診と身体診察、必要に応じた血管(心臓・脳を含む)、血液、肺などの外来検査により把握して、通院中のすべての患者さんに対して、それぞれ個別のCOVID-19対策管理を継続しています。その結果として、本年初めからのCOVID-19第一流行期中の現在まで、通院中の患者さんおよび当院スタッフの中でPCR検査陽性者は一人もいませんでした。

 COVID-19に関連してご自身の免疫力や体質などに気になることがある方は、いつでも当院の診療時間内に電話で相談していただければ幸いです。

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